- アドベントの第11号グローバル・プライベート・エクイティ・ファンド「GPE XI」は、約270億米ドルを調達しました。本ファンドは、2026年に募集を完了したバイアウトファンドとして現時点で最大規模となります。
- 3月に発表した新たなミドルマーケット戦略についても、30億米ドル超の出資コミットメントを確保しています。
- 新規および既存投資家からの出資コミットメントは、アドベント独自のプライベート・エクイティ専業モデルに対する、グローバルな投資家の強い支持と信頼を示しています。
- 今回の資金調達は、複雑な市場環境下においても投資家への資金還元を着実に実現してきたアドベントの実績を示すものです。
- 2026年は、投資回収の規模において過去最高水準の年の一つとなっています。
ボストン、ロンドン – 2026年10月27日 ― 世界有数のプライベート・エクイティ投資会社であるアドベントは 本日、グローバル・ファンドを中心に総額300億米ドルを調達したことを発表しました。このうち、旗艦ファンドである第11号グローバル・プライベート・エクイティ・ファンド(以下「GPE XI」)は、目標額の260億米ドルを上回る約270億米ドルを調達しました。また、新たなミドルマーケット戦略である Advent Mid-Market Private Equity (以下「ミドルマーケット・ファンド」)では、30億米ドル超を調達しました。
今回の資金調達は、アドベント独自のプライベート・エクイティを専業とするビジネスモデルへの世界の投資家からの力強い支持と信頼を示しています。長年にわたる既存投資家からの支持に加え、多くの新規投資家からも出資の確約を得ました。背景には、投資家への着実な資金還元を実現してきたアドベントの実績があります。2026年はこれまでに27社への投資を通じて約130億米ドルを回収しており、投資回収の規模において過去最高水準の年の一つとなっています。また、年初来では完了済および完了予定の案件を合わせ、新規・既存の投資先企業 38社に対する投資額は総額約100億米ドルとなっています。
アドベントのマネージング・パートナーのジェームズ・ブロックルバンク は、次のように述べています。
「40年以上にわたる投資を通じて、優れた経営陣と連携し、長期にわたり成長する企業を築くことが、優れた成果につながると学んできました。現在の厳しい資金調達環境の中で投資家の皆さまからお寄せいただいた信頼は、 私たちが着実に積み重ねてきた実績と、規律を重んじた資金還元への取り組みを反映しています。」
アドベントのマネージング・パートナーのジョン・マルドナードは、次のように述べています。
「新規・既存を問わず、投資家の皆さまからのコミットメントとパートナーシップ、そしてアドベントのプラットフォームに 対する信頼に、心より感謝申し上げます。私たちの強みは、ファンド戦略を拡充し、投資活動のあらゆる段階で新たな発想やテクノロジーを活用しながら、アドベントの強みであるセクターごとの専門性をさらに深めていくことにあります。こうしたセクターに関する深い知見と、各地域の市場特性を熟知したローカルチームの専門性を掛け合わせることが、独自性の高い投資機会を発掘し、獲得するための基盤であり続けます。」
実績ある投資戦略を基盤に、投資家層を拡大
GPE XIは、従来のGPEファンドと同様の戦略に基づき、地域、セクター、案件の種類や規模を問わず、柔軟に 投資を行います。欧州および北米を重点地域とした上で、アジア太平洋地域ではプレゼンス強化に向けて積極的な事業展開を引き続き推進し、中南米の地域担当チームが有する知見も活用します。ミドルマーケット・ファンドでは、このアドベントの基本戦略を異なる規模の企業にも拡大し、セクター主導かつオペレーションを重視した投資アプローチを展開します。今回の資金調達では、公的・民間年金基金、政府系ファンド、大学基金、財団、機関投資家、ファミリーオフィス、個人富裕層など、幅広い層の新規・既存投資家からのコミットメントを獲得しました。
GPE XIおよびミドルマーケット・ファンドによる投資では、アドベントのグローバルなネットワーク、オペレーション支援のリソース、ならびに5つの注力セクターにおける290名超の投資プロフェッショナルの深い専門性を活用します。 5つの注力セクターは、ビジネス・金融サービス、消費財、ヘルスケア、インダストリアル、テクノロジーです。また、複雑なカーブアウトや上場企業の非公開化など、アドベントが豊富な実績を有する分野にも引き続き注力します。
新たなミドルマーケット戦略
ミドルマーケット・ファンドは、比較的小規模なバイアウトおよびグロース投資を対象とする、アドベント初の専用ビークルです。アドベントが強みとする、セクター主導かつオペレーションへの深い関与を重視した投資アプローチを、市場の異なるセグメントに展開します。
同戦略はアドベントのGPEファンドの戦略を補完するもので、GPEファンドと同じ投資チームが案件を担当します。主に北米および欧州において、企業価値が最大12億5,000万米ドルの企業を対象に、1億米ドルから 3億5,000万米ドルのエクイティ投資を行うことに注力します。
グローバルな事業基盤をさらに拡大
アドベントは近年、各市場における専任担当チームの拡充と専門性強化に継続的に取り組み、グローバルな事業基盤を拡大してきました。2024年以降、シドニーに新たなオフィスを開設し、オーストラリアおよびニュージーランドで事業基盤を拡大するとともに、東京にもオフィスを開設し、日本での事業を拡大しました。
また、アブダビにも新たなオフィスを開設し、中東におけるプレゼンスと、同地域の主要機関投資家との関係を強化 しました。2026年初頭には、アジア太平洋地域における投資家との関係構築の地域拠点として、香港における 長年のプレゼンスをさらに強化しました。これは、同地域における30年以上の投資実績を基盤とするものです。 これらの取り組みは、世界で最もダイナミックな市場においてプレゼンスを一層強化するという、アドベントのコミットメントを示しています。
アドベントについて
アドベントは、経営陣、起業家、創業者と連携し、企業変革の実現を支援する世界有数のプライベート・エクイティ投資会社です。5大陸に18の拠点を展開し、1,090億米ドル超の運用資産*を管理するとともに、これまで45カ国において460件の投資実績を有しています。
1984年の設立以来、5つの注力セクターであるビジネス・金融サービス、消費財、ヘルスケア、インダストリアル、 テクノロジーにおいて深い専門性を培ってきました。アドベントの投資アプローチは、深いサブセクター知見に支えられ、投資機会の発掘から経営陣との連携による価値創出の実行に至るまで、投資活動のあらゆる段階に反映されています。アドベントは投資先企業のさらなる成長と事業加速に向け、実践的なオペレーション支援を提供しています。
また、アドベントは世界有数の独立系プライベート・エクイティ投資会社として、635名あまりの従業員がグローバルな知見とリソースを最大限に活用し、投資先企業を支援しています。これには、投資先企業支援グループ、業界に精通した事業パートナーやアドバイザーによる専門的な知見、そして投資先企業による戦略目標の達成を支援する独自ツール等が含まれます。詳細については、当社ウェブサイトまたはLinkedInをご覧ください。
*運用資産額(AUM)および投資実績は2026年6月30日現在。AUMにはアドベントのアドバイザリー契約先の顧客に帰属する資産、従業員や第三者の共同投資ビークルの資産も含まれます。
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